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   BOOST あの後   


とうとう本誌に冴菜さんは弁護士として登場しそう。
3巻に出てきたBOOSTの記者、髪型がキョーコに似てると思ったのにな…。




「んーっ」
「…」
「ダメですぅ!」
「…」


ギュッ


…どんな拷問なんだ…


キョーコは母親である冴菜と再会し、冴菜が(変質的に)キョーコを愛していたことを知った。
尚とのゴシップ記事をBOOSTに載せるくらいなら…と、キョーコを好きな気持ちをBOOSTの記事にすればいいと、
明後日の方角から蓮の告白を受けた。
トドメに自分の父親が誰なのか、さらりと知らされた所で意識を手放したキョーコをこれ幸いと、蓮は自宅へと連れ去った。

蓮がベッドに寝かせようとした時、眠っているキョーコが蓮の服を握り締めていたため、引き剥がすのも忍びないと
感じた蓮は、キョーコに添い寝をする形でベッドにいた。


キョーコは蓮の胸板に顔を埋めて、首を振って頭を擦り付けるように更に擦り寄ってくる。


この状況で手を出さない男がいるなら教えて欲しい…

蓮は理性を総動員させて今の状況を耐えていた。


「んーっ敦賀さん!おにぎりが100円セールだからってそれだけじゃだめですーーっ!セレブの癖に100円って!!」


キョーコは蓮の厚い胸板に顔をうずめて寝言を紡いだ。


…随分と鮮明な寝言だし、色気の一つもないいけど、俺の夢を見てるってことで…いいかな?
くすりと笑い、キョーコの髪を撫でた。


ねえ最上さん、はやく目を覚ましてよ。そうしたらちゃんと告白して、今度こそ受け止めてもらうから。

蓮はキョーコの顔を覗き込み、キョーコに囁いた。

「眠り姫… 今から目覚めの口づけをするから、俺を君の王子様だって認めて目を覚ましてくれないか?」

何の反応もなく、すやすやと眠るキョーコ。

蓮はキョーコの頬に手を添えて、唇にそっと触れるキスをした。
バードキスにさえキョーコの唇の柔らかさを感じて、蓮の胸は締め付けられた。


…俺はティーンエイジャーか。


自分にため息をついて、チラリとキョーコの顔を見ると、まるで口づけに反応したかのように、キョーコの目が蓮を捉えていた。

「眠り姫の目が覚めてる…」
「あれ…敦賀さん? …ここは… あれ?私、確か事務所に居て… うぴゃーーっ!ママンが笛を吹いてやって来るー!」
「最上さん、落ち着いて!」

一気に今日の出来事がキョーコの頭を駆け巡る。

「うぅ…怖いっ。お母さんが怖いぃー!」


すっごいトラウマが今最上さんの中で生まれてるぞ?


「大丈夫。最上さん、大丈夫だから。」

蓮は目に涙をためて体を硬直させるキョーコを抱きしめて、落ち着かせようと背中をさする。

「あれも最上さんのお母さんなりの愛情表現だから…。うん。ちょっとパンチが利いてるけど、愛されてるんだよ?」
「…愛?」
「そうだよ。ほら、俺と最上さんの記事、俺が『事実じゃない』って言った時の、最上さんを弄んだのか?って聞いてきたお母さんの顔、覚えてる?」
「…ああああ悪魔か死神だと思いましたっ!!」

キョーコの顔が引きつる。

「ね?それ位最上さんの事を大事に想ってるんだよ。…良かったね」
「愛されてた… 嬉しいかとか、お母さんにまた会いたいとか…まだよく分からないです…」
「うん。ゆっくりでいいんじゃないかな。17年間、掛け違えていたボタンなんだから…ゆっくりと直していけばいいと思うよ?」

蓮の言葉を噛みしめるようにキョーコはギュッと唇を一文字に結び、じっと蓮を見つめた。

「…はい。敦賀さん…ありがとうございます」
「うん。どういたしまして」

蓮とキョーコは共に微笑んだ。


「でも…どうしようかな。独占取材の約束をしてきたけど…もしもお母さんを怒らせるような発言をしたら…俺、どんな目に遭うかな?」
「へ? …それは想像するだけでも恐ろしい事になるのでは…何せ相手はゴシップ誌ですよ?」

キョーコはガバリとベッドから体を起こしてこの世の終わりとでも言いそうな表情を浮かべた。

「きっとあることない事捏造されます!ゴシップネタを並べられちゃいます!しかもきっと巻頭カラーで特集組まれちゃいます!!」
「それは困るなぁ…。きっと社さんも泣いちゃうよね?」
「泣くどころじゃすまないですよ。胃に穴が開いちゃいます。25歳にして総白髪になります。もしくはハゲます!」
「クスッ。それは可哀想だなぁ。
ねぇ、最上さん。じゃあお母さんも納得する、俺も社さんも無傷な記事になるように、協力してくれる?」
「はい!勿論です。元はと言えば私の母が引き起こしてることです。私に出来ることであれば何でも言ってください」
「ありがとう」

キョーコの言葉に蓮は微笑んだ。

あれ?敦賀さんの微笑み…
こっこれは夜の帝王の微笑み!どうしてここで夜の帝王が出てくるの!!!

「じゃあ、最上さん、俺の事好きだって言ってくれる?」
「ふえ?」
「だって、お母さんは君の幸せを願ってるんだよ?だから…俺が君を幸せにするから。最上さん、俺と付き合って?
そうしたら…俺も心から君への想いを嘘も迷いもなく独占取材で語れる。社さんもハゲない。」
「えっとあのその…」

突然の告白にキョーコは目をせわしなく泳がせる。

「そうじゃなかったら…最上さんのお母さんと対峙した時、俺は何を拠り所に語ればいいのかな…」

きゅーんきゅーんきゅーん。

幻覚かしら?カイン丸が3匹敦賀さんの後ろに見えるわ。っそんなつぶらな目で私を見つめるなんて…。
守ってあげたいって思っちゃうじゃないの!!

キョーコは幻覚に手を伸ばす。


あ、毛がほよほよしてる。カイン丸、温かくていい匂いがするのね…。


「最上さん…ありがとう。言葉じゃなくて態度で示してくれるなんて…君のこと一生大事にするから」
「へ?」

蓮の言葉に幻覚が一瞬にして消え去る。
キョーコは蓮の顔を抱きしめ、頭に顔をうずめて髪を撫でていた。

「あわわっ!えっとこれはっ!!」
「うん。分かってる。照れないで?俺も態度で示すよ…」


ぽふんっ

キョーコは蓮に優しくベッドに寝かされた。
驚いて蓮を見上げれば、夜の帝王が艶やかに、壮絶な色香を放ちながらキョーコに語りかける。

「大丈夫…優しくするから」
「えっとあのそのちが」
「ん…もう黙って?」





--- 最上さんのお母さん、色々と感謝します。このお礼はBOOST発行部数でお返しします ---
--- 最上さんのお父さん、貴方を敵に回すのは面倒です。先手必勝で逃げ切らせてもらいます ---





おしまい。




Comment
お邪魔致します。
もう、何処の笑いをお伝えしたら良いのやら(笑)
キョコさんの寝言やら、蓮さんのジレジレやら社氏の頭髪心配(°▽°)b←デモ大事!
これもそれもカーさん最高♪につきますデス!
本誌のカーさん…優しい人だと…いいなぁ。
ありがとうございます
sao様~。コメントありがとうございます。

引っ越してきましたが、変わらず遊んでやってくださいませー。
絶対に社さんはMにハゲると思ってます。
そうならないように、早いとこ担当俳優の両片思いがどうにかなることを祈らずにはいられません。

本誌のお母さんが優しい人であること、私も希望します!!うー。あと5日が待ち遠しいですー!
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